ペニスポンプでED治療 メリット・リスク・副作用

ペニスポンプは、ペニスを入れた筒(シリンダー)内の圧力を低くすることで、血液をペニスに集めて、機械的に勃起させることができるツールです。

ペニスポンプ

勃起したペニスは、血が体に戻らないように根元をリング(コックリング)で締め付け、勃起状態を維持させます。

バイアグラやシアリスなどのED薬では副作用が気になる方や、薬だけでは効果が不十分だと感じている方は、ペニスポンプの利用(併用)を検討してみてはいかがでしょうか?
ここでは、ペニスポンプでインポを治す場合のメリット、デメリット、リスク、副作用についてお話させて頂きます。

ペニスポンプでED治療のメリット(長所)

ペニスポンプを使うメリットとしては、次の6点があげられます。

1.ペニスポンプは一定の効果がある

米国の有名なメイヨークリニック(全米で大学生の人気就職先ランキングでもトップ20に入る)では、ED治療の選択肢として、薬(バイアグラやシアリスなど)、手術と並んで、ペニスポンプをあげています。

メイヨー・クリニック

科学的にもいくつかの試験で、その効果が立証されています。
例1)A pilot study on the early use of the vacuum erection device after radical retropubic prostatectomy.
前立腺除去手術を受けた28人を対象に、ペニスポンプを使ったグループと使わなかったグループを比較して、顕著な差があった。

例2)・Vacuum therapy combined with psychotherapy for management of severe erectile dysfunction.
重度のED患者に、サイコセラピーとペニスポンプを組み合わせた治療で、約70%が性交できた。

2.他の治療法に比べてリスクが小さい

バイアグラなどの治療薬では、心臓に大きな負担をかける場合があります。その他、頭痛や下痢など副作用が深刻なケースも見られます。
手術は、異物をペニスに埋め込むもので、さらに大きなリスクを伴います。
それに比べると、ペニスポンプはリスクが小さいといえます。

3.長期的に見れば、コストが低く抑えられる

ペニスポンプは、一度デバイスを購入してしまえば、ランニングコストはあまりかかりません。長期的に使い続ければ、手術はもちろんのこと、薬を飲むよりも、安上がりです。

4.非侵襲的治療である

非侵襲的というのは、「生体を傷つけない」という意味です。ペニスポンプは、手術のようにメスを入れるものではありません。

5.他の治療法と一緒に用いることが出来る

ペニスポンプは、バイアグラなどの薬と一緒に用いることができます。たとえば、バイアグラだけでは効果がない場合にも、ペニスポンプと併用することで、勃起できるかもしれません。

6.自然の勃起力を回復させる可能性も…

メイヨークリニックでは、前立腺の手術その他の治療で勃起不全になった患者が、ペニスポンプの継続的使用で、自然に勃起出来るようになった事例があるそうです。

ペニスポンプでED治療のデメリット(短所)

ペニスポンプは、上のようなメリットがある反面、デメリットも小さくありません。
現在は、バイアグラなどの薬による治療が主流で、ペニスポンプによるものは減っているのですが、その理由には次のものがあげられます。
(とくに3が大きい)

1.自然な勃起感がない

ペニスポンプでペニスが勃起しても、それは自然な勃起ではありません。人によっては、勃起しているという感覚がほとんどないようです。
それがもとで、固くなったペニスを柔らかいときと同じように動かしてしまって、ペニスを傷つけることがあります。

2.使い慣れるのに時間がかかる

ペニスポンプを正しく装着して勃起させるには、慣れが必要です。
空気が漏れないようにしないといけませんし、また玉袋を吸い込まないように注意が必要です。
習熟するためには少し時間がかかります。

3.ペニスポンプを使うのは面倒

ペニスポンプを使うには、準備にも吸引にも時間が必要で、意外に面倒です。
性交前に使う場合、ペニスポンプで勃起させている間、パートナーに待っていてもらうことになるわけで、けっこう焦ります。

そのため、古いデータ(Urology May 1999)ですが、4ヶ月以内に購入者の65%が使用を止めているという報告もあります。

ペニスポンプでED治療のリスク

ペニスポンプは強制的にペニス周辺に血液を集めるものです。健康な方には問題なくても、一部の方にはリスクが生じますので、該当する方は事前に医師に相談しましょう。

1.出血のリスク

ペニスにケガをしている場合は、出血を増やしますので、使ってはいけません。

さらに血液を薄くする薬を飲んでいる人も注意が必要です。
ワルファリン(ワーファリン)のような抗凝固薬、アスピリンやクロピドグレルのような抗血小板薬が該当します。

2.貧血の人には症状を悪化させる恐れも

ペニス周辺に血液が集まる結果、脳や筋肉などその他の部位に血が足らなくなって、貧血になる危険もあります。貧血の症状のある方は注意が必要です。

ペニスポンプでED治療の副作用

ペニスポンプは基本的には安全ですが、使い過ぎたり、使用法を誤ると、次のような副作用が指摘されています。
副作用があらわれたら、一時的に使用を中止して、症状が治まってから再開して下さい。

1.ペニスに赤い斑点ができる

斑点は、ペニスポンプの使い過ぎによるもので、皮下(点状)出血したものです。

2.ペニスが冷たくなる・青くなる

ペニスに集まった血液を留めておくコックリングが原因です。
コックリングがきつすぎたり、位置が悪くないか確認します。
また、コックリングは30分以上装着してはいけないことになっています。

3.ペニスが痛い・あざ

ペニスポンプの吸引が強すぎたり、吸引時間が長い場合に起こりやすいです。
説明書の注意を守ってください。

4.射精が気持ち良くない

射精しても、勢い良く飛び出ないで流れ出るだけだったり、痛みを感じることがあります。ペニスポンプの吸引のし過ぎやコックリングがきつ過ぎることが原因と考えられます。

ペニスポンプも本来的にインポ(ED)を治すものではありません。
バイアグラなどと同じく、一時的に勃起させるものです。
あなたのインポ(ED)の原因を究明して解決することが望ましいです。

おすすめのペニスポンプ

ED治療を謳っているペニスポンプです。3万円弱と高額ですが、コックリングなど必要な器具が一式揃っています。

1.アンドロバキューム

スペイン製。世界中でもっとも実績があるペニスポンプの1つです。
日本語説明書付。自動で使いやすいです。
価格は下のVCD式ポンプとほぼ同じです。


アンドロバキューム
吸圧式勃起補助器具アンドロバキューム

2.VCD式カンキ

日本製。厚生労働省承認機器をうたっています。
15年の実績あり。アンドロバキュームと違って、手動でポンプを操作しながら圧力を下げるため、習熟が必要です。

ED治療に効果的な医療機器 VCD式カンキ(ゴム球型)勃起不全用勃起補助器具/勃起改善器具

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